かつては若狭街道の宿場町で、水運の拠点として栄えた地域です。上ノ町、中ノ町、下ノ町と3つのエリアがあるこの地域は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。国指定重要文化財の倉見屋荻野八左衛門家住宅をはじめ、菱屋勢馬清兵衛家や旧逸見勘兵衛家住宅など、伝統的な建物が軒を連ねます。西洋的な外観の宿場館では、熊川宿の歴史や当時の暮らしを学べます。ここで知識を深めて宿場町を巡ると、街歩きをより一層楽しめます。