白石を代表する大商人・渡辺家の屋敷で、市の中心部に位置しています。渡辺家は、白石和紙を扱う紙問屋や味噌醤油醸造、不動産業などで成功した豪商でした。屋敷には、店蔵や書院座敷、居室部、金庫蔵などがあり、店蔵は明治中期、母屋と金庫蔵は大正時代の建築です。現在は、土蔵や書院座敷棟、大広間がギャラリーとして貸し出しされ、展示会やイベント、ワークショップなど市民交流の場になっています。