たぬき寺 中之院

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92体の軍人像
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ここの軍人像のほとんどは昭和12年上海上陸作戦における呉淞の敵前上陸で戦死された名古屋第3師団歩兵第6連隊の兵士達です。緊急の出動で名古屋城内の兵営より名古屋港まで夜間13キロの徒歩行軍の後、艀で野間沖に待機していた巡洋艦、駆逐艦に乗り込み、わずか26時間で揚子江河口付近に到着後の昭和12年8月23日の敵前上陸でしたが、上陸後、半月足らずでほとんど全滅してしまいました。軍人像そのものはめいめいのご遺族が戦没者の一時金をもって、写真を基に造らせ建立したものです。戦後、進駐軍が取り壊しを命じた際、僧侶が国の為に死ぬという事はアメリカも日本も変わりはない。あれを日本人の手で壊すというなら我々をこの場で銃殺した上であなた方が行って壊せばいいだろうと頑張り、おかげで像は壊されずに済んだということです。建立当時より名古屋市千種区月が丘にあったもので、中之院には平成7年11月に移し、この地で安住しています。
〒470-3322知多郡南知多町大字山海字土間53
無し