多度大社の例祭神事で氏子の中より神占いによって選ばれた少年6人が、武者姿にて2メートル余りの絶壁を人馬一体となって駆け上がる古式上げ馬神事が執り行われます。5月5日の本祭には、早朝御本殿大前にて祭典が厳粛に斎行され、勇壮な上げ馬の後、古代絵巻さながらの神興の渡御があります。多度祭では古くから農作の時期や豊凶が占われてきましたが、近年は景気の好不況等が占われ、又、勇壮な神事にあやかって、商売繁盛、学力向上等を願う人々も参拝されます。