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アッケシソウ

アッケシソウの紅葉
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アッケシソウの紅葉
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アッケシソウは塩分の多い湿地帯に生える葉のない1年草で、高さは10~30センチほど、茎は丸く肉厚で9月から10月にかけて深紅に紅葉することからサンゴ草とも呼ばれています。このアッケシソウは北半球の塩湿地に広く分布し、国内では現在、北海道、香川県、岡山県にのみ分布が確認されています。 このアッケシソウが寄島干拓地内で自生しているとの報告があり、倉敷市立自然史博物館の学芸員の方の調査により3箇所の生息地が確認されました。
平成15年の秋に寄島干拓地内で発見、確認されたアッケシソウは自生地としては本州唯一といわれ、平成16年2月に旧寄島町の天然記念物に指定され(現在は浅口市天然記念物)ました。しかしながら、自生地周辺は葦などの雑草が繁茂している環境のため、これらの進出に伴う自生地の縮小が危惧されています。寄島に自生するこの貴重な植物を守ろうと、平成16年7月に「アッケシソウを守る会」が発足し、保護育成活動に取り組んでいます。

〒714-0101岡山県浅口市寄島町(干拓地内)

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