施設オープンの契機は、平成5年度放送のＮＨＫ大河ドラマ「琉球の風」のオープンスタジオだった跡地を利用して地域活性化を図ることを目的として作られました。施設内には、花織、陶芸、琉球藍染、シーサー色付けなど多数の体験ができるほか、夢工房、ガラス工房、癒し工房など琉球のテーマパークです。

世界遺産登録の座喜味城は、標高１２５ｍ程の高さに位置し、遠くまで一望できるため、王国統一前の旧勢力を見張る目的で築城されたといわれています。美しい切石積みの城壁で、アーチ型の石門はこの城が最初に採用した工法です。港に近い貿易管理センター的な城であったと考えられ、１５世紀中頃の中国製陶磁器等が出土しています。

「やちむん」とは沖縄で焼物のこと。多くの陶工がここに窯を構えており、沖縄の焼き物の一大生産地です。ギャラリーや共同直売店などもあり、気に入った焼き物を購入できます。共同管理の登り窯は沖縄、窯元によっては体験教室もあります。