大桑城跡

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大桑城跡
史跡・庭園 スポット

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金華山より北上すること約25分。山県市大桑地区は、天文4年(1535)年、美濃国守護土岐氏が守護所をそれまでの枝広(岐阜市長良)からこの地に移した地です。標高407.5mの頂上には大桑城が築かれ、城下町も整えられ土岐氏の政治拠点として栄えました。遺構の様子から越前朝倉氏の居城一乗谷にならったとされ、出土品からも越前との関係が伺うことができます。その後、斎藤道三との激戦の末に大桑城は落城し、美濃の国の乱世が始まりました。
大桑城跡があったこの古城山は、現在でも道中に石垣や曲輪跡を残し、山城であった様子を見ることができます。
古城山の山頂には地元住民らによってシンボルとして設置されたミニチュア大桑城があり、真正面に金華山、天候によっては伊勢湾や伊吹山、名古屋駅の高層ビル群なども望むことができます。また、条件によっては眼下に雲海が広がり、新たな絶景スポットでもあります。
大桑地区には現在でも当時の堀跡の遺構のほか、土岐氏と関わりが深い寺社がありますので、美濃国守護土岐氏最後の拠点に立ってみてはいかがでしょうか。

有り:70台