奥内の棚田
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松野町の奥内地区にあり、「日本の棚田百選」に選ばれています。現在も米作りが行われています。
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「奥内の棚田及び農山村景観(おくうちのたなだおよびのうさんそんけいかん)」は、水田・畑地などの農耕に関する景観地として、平成29年2月9日に、奥内組全域にあたる370.3ヘクタールの面積が国の重要文化的景観として選定されました。
奥内の集落は、四万十川の支流広見川、その支流である奥の川、そのまた支流の奥内川流域にあって、遊鶴羽山や赤滝山という500~600メートル級の急峻な山並みによって閉ざされた3つの谷に、遊鶴羽(ゆずりは)、下組(しもぐみ)、本谷(ほんたに)、榎谷(えのきだに)の4つの集落が展開する形をとっています。田は谷部の緩傾斜地に棚田として存在し、宅地は尾根の緩斜面に、畑は宅地の周辺と山林際に分布しており、自然地形をある意味、自然のまま利用した立地形成がなされています。