福岡藩の筆頭家老で、旧下座郡12,000石を領した三奈木黒田家(黒田美作)の別邸跡。黒田屋敷または御茶屋ともいわれる。小堀遠州作ともいわれる庭園は、周囲を土塀等で囲み古処山を借景としており、江戸前期頃の中規模な庭園の様子をよく残している。三奈木黒田家は、藩主の盟友的存在であった家臣団が次々と取りつぶされていく中で、唯一家老としての地位を保ち続けた。朝倉市指定名勝。(朝倉市ホームページより)