名勝 養浩館庭園
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名勝養浩館(旧御泉水屋敷)庭園風景
史跡・庭園 スポット
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養浩館庭園<ようこうかんていえん>は、旧福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「御泉水屋敷<おせんすいやしき>」と呼ばれていました。「養浩館」の名称は、松平春嶽が明治になってから名づけたものです。養浩館玄関に掲げられていた『養浩館記』(由公正<ゆりこうせい>筆、明治24年)にもその名が見えます。養浩館庭園は、福井城本丸の北約400mに位置し、外堀に面した場所にあります。越前藩2代忠直<ただなお>に誅伐された重臣永見右衛門<ながみうえもん>の屋敷地であったところとされ、3代忠昌<ただまさ>時代に藩邸となり、芝原上水を引き入れた御泉水屋敷となりました。現在の規模の建物と回遊式林泉庭園<かいゆうしきりんせんていえん>が完成を見たのは元禄12年(1699)で、7代吉品<よしのり>(当時は昌明)の命によるものでした。その規模は、東西85間・南北45間あったとされています。
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