正寿院

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史跡・庭園 スポット

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正寿院の創建は約800年前と伝わり、慶長年間に祐胤(ゆういん)という僧が中興されたと資料として残っている。本尊は秘仏 十一面観音(町指定文化財)で50年に1度だけご開扉される。
さらに当院には、不動明王坐像(国指定重要文化財 鎌倉時代 快慶作)がおられる。快慶の作例として如来像が多い中、憤怒相の明王像は珍しく大変貴重である。毎月28日午後2時からは、不動明王ご縁日として護摩が修されている。

夏には、境内に千を超えるたくさんの風鈴が吊られ、涼を感じる夏の風物詩、風鈴まつりが毎年(7月1日~9月18日まで)行われることから、風鈴寺ともいわれている。
客殿には猪目窓(いのめまど)というハート型の窓があり、窓を通して桜・新緑・紅葉・雪景色の四季によって色が変化する。また猪目という文様は災いを除き、福を招く意があることから、良縁祈願や幸せを呼ぶ窓として女性をはじめ、多くの方がおまいりされる。
また数珠づくり(通年)や写経・写仏(通年)、庭を見ながらヨガやお茶会など、季節に応じて様々な体験が催されている。(事前に要予約)

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