西行庵

西行庵
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西行庵
史跡・庭園 スポット

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平安期~鎌倉時代に活躍した歌人・西行法師が約3年住んでいたとされる庵です。吉野山の中でも一番山奥にあり、世界遺産である金峯神社右手にある細い山道を歩いていくと15分ほどで辿り着けます。

春は周辺にひっそり咲く山桜を楽しめるほか、新緑や秋の紅葉も素晴らしい癒しのスポットです。また、すぐ近くの「奥千本苔清水」は吉野山きっての名水として知られます。

吉野の桜の風景を愛した西行が残した数々の詩の中で、特に有名な詩をいくつかご紹介します。
『吉野山去年(こぞ)のしをりの道かへてまだ見ぬかたの花を尋ねむ』(今年は去年とは道を換えてまだ見ていない花を探しに行きたいものだ。)

『ながむとて花にもいたく馴れぬれば散る別れこそ悲しかりけれ』(ずっと花を眺めていると花に情が移ってしまい、花たちと散り分かれるのは悲しいものだ。)

『願わくば花の下にて春死なむ その如月の望月の頃』(願いが叶うならば、桜の下で春に死にたいものだ。花の咲く如月(陰暦2月)の満月のころに。)

無し